2018.07.11

［５００万円が無利子に！？］富山県の「住みよい家づくり資金融資」で住宅ローンの一部を無利子にする方法！

フラット35？固定金利？変動型金利？聞いたこともない単語を銀行で耳にし、困惑された方も多いはず。本日は富山県の融資制度「住みよい家づくり資金融資制度」を使って住宅ローンの内５００万円を無利子にする方法をお伝えします。

住みよい家づくり資金融資制度とは？

今回ご紹介する「住みよい家づくり資金融資制度」は
・優良な住宅へのリフォーム
・子育て世帯、県外からの定住世帯の住宅取得・リフォーム
を応援するための富山県の制度です。

ここですべてを紹介すると大変長くなってしまうので、今回は”子育て世帯”にフォーカスを当てて解説します！

対象世帯は？

まずはこの制度を使える対象世帯を確認しましょう！
「住みよい家づくり資金融資制度」では、子育て世帯の中でも下記の3つに当てはまることが制度を利用する条件となります。

１．多子同居
　　23歳未満の3人以上の子が現に同居、または同居しようとする世帯
　　
２．三世代同居
　　本人を含む三世代（子が23歳未満の場合に限る）が現に同居、または同居しようとする世帯

３．三世代近居
　　親世帯と同一の町内会（又は直線距離500m以内）に居住しようとする23歳未満の子がいる世帯

ちょっと小難しいのでまとめると,,,

・３人以上のお子さんと住む家
・ご両親、ご本人、お子さんで住む家
・ご両親の家とご近所で、お子さんと住む家

この3つのいずれかのタイプの家を立てようと思っている方が対象となります。

融資の内容は？

融資利率　1.6%（固定）
融資限度額　500万円以内
償還期間　15年以内

コチラが利率になります。

「え？何が無利子なの？」
そうお思いの皆さん！ココからがポイントです。
この制度を使って融資を受けると毎年５月に世帯のタイプに応じた”利子補給”があるんです！

１．多子同居
２．三世代同居
上記のタイプに該当する方は、利息相当額を全額利子補給により実質無利子化されます。
つまり一度利子は払うのですが、払った利子が全額戻ってくるということになります。

３．三世代近居
利息相当額のうち0.6％分の利子に相当する額を利子補給されます。
つまり払う利息1.6%のうち0.6%分の利子が戻ってくるということになります。

具体的にどんなサイクルで運用されるかと言うと、、、
①利率になっている1.6%分の利子を含めた金額で毎月返済を行います。
②5月になると世帯タイプに応じたパーセンテージで前年度に払った利子が金融機関を通して返済される。
このようなサイクルとなります。

また「住みよい家づくり資金融資制度」は金融機関のローンと併用が可能です。
つまり、本来金融機関から借りる予定だった金額の内500万円を無利子（または1%の固定金利）で借りることができるのです！

申し込み先は？

最後に気になるのは申し込み先ですよね。
役所に行って大量の申請用紙を記入して各証明書を準備してというのはとっても体力が入りますよね。。。

しかし「住みよい家づくり資金融資制度」の窓口は各金融機関となります。
つまり、無駄に役所に通う必要もなく、住宅ローンの相談と並行して話を進められることができるのです！
これも大きな魅力かも知れませんね。

【受付金融機関】
第四銀行   石動信用金庫   いみず野農業協同組合
北陸銀行   富山県信用組合   高岡市農業協同組合　※１
富山銀行   北陸労働金庫   氷見市農業協同組合　※２
北國銀行   みな穂農業協同組合   となみ野農業協同組合　
福井銀行   黒部市農業協同組合　   なんと農業協同組合　※３
富山第一銀行   魚津市農業協同組合   いなば農業協同組合
富山信用金庫   アルプス農業協同組合   福光農業協同組合
高岡信用金庫   あおば農業協同組合　東日本信用漁業協同組合連合会
新湊信用金庫   富山市農業協同組合
にいかわ信用金庫   なのはな農業協同組合
氷見伏木信用金庫   山田村農業協同組合
砺波信用金庫

※１　本店でのみ取扱い
※２　本所でのみ取扱い
※３　西部支店、東部支店、五箇山支店、本店でのみ取扱い