テレビの配置でリビングが変わる!快適なレイアウト&家具選びのコツ

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セキホームは、富山県で「明るく開放的で高性能な住まい」を提供する注文住宅メーカーです。
外観・内観ともデザインにこだわり、理想のお家を形にします。
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目次
- 1リビングが狭く見えるのは“テレビの配置”が原因かも?
- 1-1テレビの位置で空間の印象が大きく変わる理由
- 1-2ソファや窓とのバランスが与える視覚効果
- 1-3配線や視線の抜けを意識することの大切さ
- 2リビングを広く見せる!テレビレイアウトの基本パターン
- 2-1角置き/窓前を避ける配置の工夫
- 2-2見る角度と導線を意識したレイアウト例
- 2-3家具との距離感が“抜け感”と居心地を左右する
- 3収納と一体で考える!テレビ周りの家具選びのコツ
- 3-1壁面収納・造作棚 vs シンプルテレビボードの違い
- 3-2ごちゃつきを避ける収納アイデア(隠す・飾るのバランス)
- 3-3家電まわりの配線整理で空間すっきり
- 4リビング全体で考える!窓・動線・他空間とのつながり方
- 4-1大きな窓で視線を外へ、奥行き感を演出
- 4-2和室やダイニングとのゆるやかな連続性が広さを感じさせる
- 4-3視線の抜けを妨げない家具配置の工夫
- 4-4天井のデザインで空間に広がりをプラス
- 5施工事例
- 5-1窓とテレビの配置を工夫した開放的なLDK M様邸
- 5-2造作テレビボードで“隠す収納”と“見せる演出”を両立 S様邸
- 5-3空間の一体感を重視した壁掛けテレビレイアウト A様邸
- 6まとめ
みなさん、こんにちは。 富山の注文住宅メーカー セキホームの前田です。
リビングは家族が集まり、くつろぐ場所。
そんな大切な空間だからこそ、「広く」「快適に」見えるようにしたいですよね。
実は、リビングの印象はテレビの配置ひとつで大きく変わります。
この記事では、テレビと家具のレイアウトを工夫することでリビングの印象がぐっとよくなるヒントを、わかりやすくお伝えしていきます。
リビングが狭く見えるのは“テレビの配置”が原因かも?
リビングが狭く感じる原因にはいろいろありますが、意外と見落とされがちなのが「テレビの置き方」です。ここでは、テレビの位置が空間にどんな影響を与えるのかを見ていきましょう。
テレビの位置で空間の印象が大きく変わる理由
テレビはリビングの中でも目立つ存在。だからこそ、置き方次第で空間の広がりやまとまり方が大きく変わります。たとえば、動線(人の通り道)をふさぐ位置に置いてしまうと、リビングが狭くごちゃごちゃした印象になります。逆に、壁に配置すると視界が広がり、すっきりとした印象に。
ソファや窓とのバランスが与える視覚効果
テレビとソファの距離感、窓との位置関係も大切なポイントです。たとえば、ソファを窓の前に置くと圧迫感が出てしまいます。反対に、窓からの光を活かすようにレイアウトすれば、空間に明るさと奥行きが生まれ、広く感じることができます。
配線や視線の抜けを意識することの大切さ
配線が乱雑になっていると、部屋全体が散らかった印象を与えてしまいます。ケーブルボックスや配線カバーを活用して、すっきりとした見た目を心がけましょう。また、視線の先に壁ではなく窓や開けた空間があると、リビングに「抜け感(奥行きのある印象)」が生まれ、広く見えます。
リビングを広く見せる!テレビレイアウトの基本パターン
ここからは、テレビのレイアウトにおける基本パターンを紹介します。空間の広がりや過ごしやすさを意識しながら、あなたの暮らしに合った配置を考えてみましょう。
角置き/窓前を避ける配置の工夫
テレビはできるだけ壁に寄せて配置するのが基本。特に、コーナー(部屋の角)に置くとデッドスペースができやすく、空間が狭く見えることがあります。また、窓の前にテレビを置くのもNG。日差しで画面が見えにくくなるだけでなく、光を遮ってしまい空間が暗くなりがちです。
見る角度と導線を意識したレイアウト例
テレビはソファから自然に見える位置に配置するのがベスト。その際、人の通り道をふさがないように注意しましょう。導線をスムーズに保つことで、リビングの快適さがぐんとアップします。
家具との距離感が“抜け感”と居心地を左右する
テレビとソファの間に適度な距離を設けることで、空間にゆとりが生まれ、リラックスしやすいリビングになります。視線の通り道を確保することで、開放感も感じられます。特に小さなお子さんがいるご家庭では、安全面にも配慮して家具の配置を考えることが大切です。
収納と一体で考える!テレビ周りの家具選びのコツ

テレビ周りをすっきり見せるには、収納と一緒に考えることがポイントです。次に、家具の選び方や収納アイデアをご紹介します。
壁面収納・造作棚 vs シンプルテレビボードの違い

収納を充実させたい場合は、壁面収納や造作棚(造り付けの棚)を検討すると良いでしょう。一方、空間をすっきりと見せたい場合は、シンプルなTVボードを選ぶのも一つの方法です。どちらが正解というわけではなく、「家族構成」や「ものの量」に合わせて選ぶのがコツです。
ごちゃつきを避ける収納アイデア(隠す・飾るのバランス)
すべてを収納で隠してしまうと、空間が単調に感じられることがあります。お気に入りの雑貨や写真を飾るスペースを設けることで、空間に個性と温かみを加えることができます。たとえば、お気に入りの雑貨や写真を飾る棚を作って、他の配線やDVDなどは収納の中に隠すというのもおすすめです。
家電まわりの配線整理で空間すっきり
テレビの裏はどうしてもコードが多くなりがち。配線カバーや収納ボックスを活用することで、見た目もすっきりし、掃除もしやすくなります。
リビング全体で考える!窓・動線・他空間とのつながり方

テレビの配置だけでなく、リビング全体のバランスも大切です。ここでは、窓や隣接空間とのつながりを意識したアイデアをご紹介します。
大きな窓で視線を外へ、奥行き感を演出

リビングに大きな窓を取り入れることで、外の景色との一体感が生まれ、室内に広がりを感じさせることができます。明るい自然光が差し込むリビングは、家族にとっても心地よい場所に。
和室やダイニングとのゆるやかな連続性が広さを感じさせる

リビングと和室やダイニングを完全に仕切らず、ゆるやかにつなげることで「空間の広がり」が生まれます。扉を開け放てば一体感が出て、来客時にも便利なレイアウトになります。
視線の抜けを妨げない家具配置の工夫
背の高い家具をリビングの中心に置いてしまうと、視線の抜けが妨げられ圧迫感が出ます。家具の高さや配置に気をつけながら、「リビングからどこまで見通せるか」を意識してみてください。
天井のデザインで空間に広がりをプラス

天井の高さや形状を工夫することで、リビングの印象はぐっと変わります。たとえば、天井を一部高くした「勾配天井(こうばいてんじょう)」は、開放感を演出する人気のデザインです。また、天井の色を明るめにすると、空間がより広く見える効果もあります。
さらに、照明の配置や梁(はり)を見せるデザインを取り入れることで、リビングにリズムや奥行きが生まれ、より心地よい空間に仕上がります。
施工事例
ここではセキホームが手がけた実際の施工事例をご紹介します。テレビの配置にこだわった工夫をご覧ください。
窓とテレビの配置を工夫した開放的なLDK M様邸

12.5畳の広々としたLDKのリビングに和室を隣接し、開放的で使い勝手も良い空間を実現しました。リビングからダイニング、キッチンを見渡したときに、視界を遮る壁や大きな家具がないのも、広く感じるポイントです。
インテリアのテイストや色合いを落ち着いた和モダンでまとめることで、空間全体がすっきりと洗練された雰囲気に仕上がりました。空間の奥に取り付けた高さのある大きな窓から入る光が、明るさをプラスしています。
和室の収納はフロートタイプを採用し、足元の窓から坪庭を眺めることができます。
造作テレビボードで“隠す収納”と“見せる演出”を両立 S様邸


広がる景色が楽しめる心地良い大開口空間と、おしゃれな雰囲気を醸し出す勾配天井が印象的なLDKです。
設計は「キッチン横にパントリーを」という施主様のご要望からスタートしました。調整区域(基本的に建築を制限される地域)にあり、当面、お隣に家が建つことがないという環境の利点を生かして、思い切って大きな窓をご提案したところ、眺望性、採光性が抜群のリビングが実現しました。
窓を大きくとるときは、夏場の強い日差しへの配慮が大切です。屋根の軒先の長さ(軒の出)をしっかりと大きくとることで、リビングに日差しが入りすぎないようにして、室温の上昇を防ぐ役割を果たします。年中快適な明るさのなかで過ごすことができます。また、軒の出があれば、強い雨風でも、吹き込みを最小限に抑えることができ、安心です。
収納とデザインを一体にした造作棚を活用。ごちゃつきを感じさせず、おしゃれな空間に仕上がりました。
空間の一体感を重視した壁掛けテレビレイアウト A様邸

22帖のLDKと隣接する6帖のコーナー和室を合わせると、28帖の大空間に。住まいの性能にこだわる施主様のご要望に沿って、床からの輻射熱で居住スペースにしっかり冷暖房を効かせるECO床暖を採用。広いLDKでも年中快適に過ごすことができます。
吊り戸を締め切るとコーナー和室は個室に早変わり。玄関口からLDKを通らず、和室に入れる設計で、リビングでご家族がくつろぎながら、お客さまをもてなすことが可能です。インテリアはグレーの木目や黒色をチョイスされ、個性的で遊び心のある空間になっています。何度も打ち合わせを重ねて、理想の間取りを実現された施主様からは「毎日気持ちよく暮らしています」とご満足いただいています。
テレビを壁掛けにすることで、視線が抜けるように設計。リビングとダイニングをつなげた開放感のある間取りです。
まとめ
テレビの配置を少し工夫するだけで、リビングは驚くほど快適になります。家族みんながくつろげる空間をつくるために、「視線の抜け」や「導線」、「収納とのバランス」を意識してみてください。
セキホームでは、お客様一人ひとりの暮らしに合わせた間取りのご提案をしています。「なんとなくリビングがしっくりこない…」そんなお悩みをお持ちの方は、ぜひセキホームまでお気軽にご相談ください。


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