家事が快適になる間取りとは?家事動線の考え方
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セキホームは、富山県で「明るく開放的で高性能な住まい」を提供する注文住宅メーカーです。
外観・内観ともデザインにこだわり、理想のお家を形にします。
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みなさん、こんにちは。 富山の注文住宅メーカー セキホームの片桐です。
注文住宅を検討される上で、多くの方が間取りについてこだわりを持っていると思います。しかし、お引渡し後に収納スペースや間取りに不満を抱える方は全国的にみると2割以上に上ると言われています。
不満の理由として挙げられるのが、家事動線を意識できていなかったということ。毎日のように行う家事は、ほかの作業と一緒に並行してすることも少なくないですよね。
並行作業を出来る場所がそれぞれ離れていたり、洗濯スペースと干すエリアが離れていたり、間取り次第で家事の移動量が多くなるのはご理解頂けると思います。
そんな、あちこちをいったりきたりという無駄な家事動線が次第に間取りに対する不満へ繋がってしまうようです。
動きやすい環境を作るためには、キッチンや収納・洗濯スペースなどさまざまな用品置き場まで、家事動線の意識を持った間取りが家づくりにおける重要なポイントの1つとなっています。
今回はセキホームでの事例も交えながら、家事動線を意識した間取りのアイディアをご紹介します。
家事を楽にしてくれる「家事動線」の考え方
家事動線とは文字通り、家事をおこなう時に移動している経路のことを指します。たとえば、洗濯場所から干す場所までの移動は代表的な家事動線の1つです。とはいえ、家事は洗濯物だけではありませんよね。
料理や掃除はもちろんのこと、家族や子どもの身支度などキッチンからリビング、玄関までせわしなく行き来している方も多いでしょう。
そんな行き来を最小限に抑えられる「家事動線」を見つけることが出来れば、最小限の動きで日々の家事を楽にしてくれることは間違いありません。
家事動線の良し悪しを変える間取りについていまいちピンと来ないという方も多いですよね。今回はセキホームにご依頼いただいたお客様ご協力のもと、実際にあった4つの事例を交えつつ間取りのアイディアをご紹介します。
セキホームの4つの家事動線アイディア
事例1
事例1の間取り図は、「水回りを一箇所に近づけることで家事動線を短くした間取り」です。
お風呂や洗濯、キッチンといった水回りの設備をまとめることにより、時間のロスを減らしつつ空き時間で家事ができるようになっています。
この間取りは実は魚津展示場なんです。ジュートピア展示場ではこの考え方の間取りが8年ほど前から展示されていますが、お客様にも「ここ回れるのは良いね!」と家事動線が高評価の間取りです。
事例2
事例2の間取り図は「季節に応じて開放感を生み出せる間取り」、「玄関から収納場所までの動線」、「家事を快適にする収納場所の確保」という3つの工夫が出来ています。
1つ目は、リビングと和室の間にテラスを設けることで開放感を生み出す間取りです。また、春や秋といった季節に応じてテラスを開け放すことで、和室からテラス、リビングまでを1つの空間として広々と利用できる仕組みになっています。
2つ目は、玄関からリビングを通らずに収納場所まで行ける動線を設けている点です。来客時であっても、大荷物を収納スペースに置いてからリビングへ入ることが出来るため、需要がある動線の1つとなっています。
3つ目は、気密度の高い注文住宅の「あるある」問題を解決する仕組みです。
気密度の高い注文住宅であれば、空調により夏は涼しく、冬は暖かく過ごすことが出来ます。しかし、冬場では家屋全体が暖かくなることで、常温野菜や越冬野菜を保管できる場所が少なくなってしまうケースも…。
この間取りではキッチンに近い位置へ非気密室を用意することで、根野菜などの常温野菜をしっかりと収納出来るつくりになっています。出入り可能なドアもついているため、畑や家庭菜園をしている方にもオススメの間取りだと言えるでしょう。
事例3
事例3の間取り図は「LDKをまとめて広く使える吹き抜けデザインの間取り」と「スキマ時間の家事動線を近づけた間取り」になっています。
リビング、ダイニング、キッチンのLDKから和室、階段まで吹き抜けになっており、広々と場所を使える注文住宅です。浴室など湿気の多い水回りは除外することで、快適な空間を利用することが可能となっています。
また、キッチンからユーティリティ(家事室)を近づけていることで、料理中のちょっとしたスキマ時間にも洗濯物を畳んだり、そのまま収納したりと、家事動線にも優れた間取りになっているといえるでしょう。
事例4
事例4の間取り図は「くつろぎ空間と外にメリハリをつけた」間取りとなっています。
玄関のクローゼットからすぐウォークインクローゼットまでの動線を設けることで、帰宅後に即着替えをしてご家族でくつろぐことが可能です。
帰宅後に即着替えという仕組みを作ることで、小さい子どもなど着替えを散らかしてしまうケースも事前に防ぐことが出来るかもしれません。収納場所の動線を近づけることで、間接的に家事の負担を軽くしているといえるでしょう。
まとめ
たとえ延床面積がおなじであっても、家事動線を意識している間取りかどうかで生活の質は大きく変わります。キッチンやリビングなど生活動線だけを意識しすぎてしまうと、注文住宅が完成した後になって家族へ負担が掛かってしまうかもしれません。
家族みんなが生活しやすい環境を整えるには、家事のしやすい導線を作ることが必要不可欠。
生活動線と家事動線がうまく噛み合うように間取り図を組み立てることで、お客様のライフスタイルに適した注文住宅を組み立てることが出来るといえるでしょう。
セキホームでは家事動線に関するご質問はもちろんのこと、注文住宅の見積もりも無料で行っております。お客様一人ひとりが理想的なマイホームを手に入れられるよう最大限の工夫を凝らして間取り図を制作しています!
ぜひお気軽にご相談ください。
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