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JYUTAKU ARUARU

住宅あるある

木造在来工法 vs モノコック工法、どっちがいい?強度・コスト・施工期間を比較!

この記事では、木造住宅の構造工法についてご紹介します。家を建てる際、「在来工法」と「モノコック工法」のどちらを選ぶべきか迷う方も多いでしょう。それぞれの違いや特徴を、初心者にもわかりやすく解説します。
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セキホームは、富山県で「明るく開放的で高性能な住まい」を提供する注文住宅メーカーです。
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みなさん、こんにちは。富山の注文住宅メーカー、セキホームの口中です。
 

家づくりを考えるとき、「どんな間取りにしようか」「外観デザインはどうしよう」といった楽しい悩みがたくさんあると思いますが、実は構造の工法によって、住まいの快適さや強さ、暮らしやすさが大きく変わることをご存じでしょうか?
 

どちらの工法にもメリットと注意点があり、ライフスタイルや予算、間取りの希望によって最適な選択肢は変わります。ぜひこの記事を通して、自分に合った家づくりのヒントを見つけてみてください!
 

木造在来工法とモノコック工法の違いとは?

家づくりにおいて、どのような構造で建てるかは住まいの快適性や耐久性に大きく関わります。木造住宅の代表的な工法として「在来工法」と「モノコック工法」がありますが、それぞれ構造や性能に違いがあります。ここでは、それぞれの工法の基本構造について簡潔にご紹介します。
 

木造在来工法の基本構造

在来工法(木造軸組工法)は、柱と梁を組み合わせて建物の骨組みをつくり、筋交いや耐力壁で強度を補う構造です。「軸」で支える構法のため、設計の自由度が高く、間取りの変更やリフォームにも柔軟に対応できます。
 

モノコック工法の基本構造

モノコック工法は、床・壁・天井の6面を一体化させて、建物全体を「面」で支える構造です。外力を面全体で受け止めるため、地震や台風などの揺れにも強く、断熱性や気密性にも優れた住まいが実現できます。
 

在来工法とモノコック工法のメリット・デメリット

ここからは、それぞれの工法が持つ“強み”と“注意点”を整理して、より実践的な家づくりの判断材料として活かしていただけるようにご紹介します。
 

在来工法とモノコック工法、それぞれの強み

まず在来工法の強みは、何といっても設計の自由度が高いことです。柱と梁を組み合わせて構造をつくるため、壁の位置に縛られずに間取りを考えられます。大きな窓や吹き抜け空間を取り入れたダイナミックな設計も可能で、住む人のライフスタイルに合わせた家づくりがしやすいのが魅力です。さらに、構造が柔軟なため、将来的なリフォームや間取り変更にも対応しやすく、長く暮らす家としての“可変性”に優れています。

一方、モノコック工法の大きな強みは、耐震性と安定性の高さです。床・壁・天井が一体化した“面構造”によって建物全体で力を受け止め、分散することで、地震や台風などの自然災害に強い住まいを実現できます。また、壁や床がしっかり囲まれていることで、断熱性・気密性に加え、遮音性も高く、快適な住環境をつくりやすいのも特徴です。工場で精密にパネルをカットして現場で組み立てる施工方法により、品質が安定しやすく、工期が短縮できるという点も見逃せません。
 

在来工法とモノコック工法、それぞれの注意点

一方で、それぞれの工法には注意したい点もあります。

在来工法は構造上、柱と梁の「接合部」に力が集中しやすいという弱点があります。この部分は建物の要でもあり、地震などの外力が加わったときに耐震性に影響を及ぼす可能性があります。従来は木材を加工して組み合わせる「仕口」や「継手」が使われていましたが、こうした伝統技法では強度に限界があるため、現代の住宅では補強の工夫が欠かせません。また、現場での作業が多いため、施工の品質が職人の技術に大きく左右される点も把握しておく必要があります。

一方のモノコック工法は、壁そのものが建物の構造を担っているため、後から壁を取り除いたり広い空間を追加したりといった設計の変更が難しい傾向があります。つまり、将来的にリフォームや間取り変更を検討している場合には、自由度に制限があることを理解しておく必要があります。暮らしの変化に応じて柔軟に住まいを変えたいという方には、やや不向きに感じるかもしれません。
 

「自由度」と「安心感」を両立させたい方へ

このように、在来工法とモノコック工法はそれぞれに魅力があり、同時に注意すべきポイントもあります。どちらかが一方的に優れているというよりも、住む人の価値観やライフスタイルによって、最適な工法は変わってくるといえるでしょう。

もしあなたが、「開放感のある理想の間取りを実現しながら、地震にも安心な強い構造の家に住みたい」とお考えであれば、どちらの工法も“捨てがたい”と感じているかもしれません。そんな方に向けて、次の章ではセキホームが採用している「在来工法の設計自由度」と「モノコック工法の耐震性」を組み合わせたハイブリッドな構造と、それを支える金物接合「テックワン」について詳しくご紹介します。
 

金物接合「テックワン」で従来工法を強化!

セキホームが採用する「在来軸組モノコック工法」は、日本古来の在来工法にモノコック構造の考え方を組み合わせたハイブリッド工法です。柱や梁などの骨組みに加え、壁・床・屋根に強度の高い構造用ボードを張り巡らせることで、軸と面の両方から力を受け止める強い構造を実現しています。

 

詳しくはこちらでもご紹介しています。

この構造をさらに強化するのが、金物接合「テックワン」です。ここでは、テックワンの特徴をご紹介します。
 

在来軸組モノコック工法とは?

在来軸組モノコック工法とは、柱と梁で建物の骨組みをつくる在来工法に、壁・床・屋根に強度の高い構造用ボードを張り巡らせるモノコック構造の考え方を融合させたものです。
これにより、「軸」と「面」の両方で力を受け止める強靭な構造が生まれ、設計の自由度と耐震性を同時に実現することができます。
 

金物接合「テックワン」の4つの特徴

このハイブリッド構造を支えているのが、金物接合「テックワン」です。従来の仕口・継手による木材同士の接合に比べ、精度・強度・施工性の面で大きな進化を遂げています。

 

 

特徴1:耐食性に優れた表面処理加工

防さび性の高い新溶融メッキを採用し、高温多湿な環境でもサビや腐食を抑える表面処理が施されています。

 

 

特徴2:強度耐久試験が証明する確かな性能

1995年の阪神淡路大震災を再現した三次元実大振動試験(2004年・土木研究所)や、日本住宅・木材技術センターによる性能評価でも高い評価を獲得しています。第三者機関による検証済みの安心感が特徴です。


特徴3:柱・梁の欠損を減らし、強度を高める設計

構造材への加工を最小限に抑えて取り付けられるため、木材本来の強度を保ちながら、従来の継手よりも高い接合力を実現しています。

 

特徴4:施工の安定性と品質を高める仕組み
プレカット加工で構造材を精密に仕上げるため、現場では金物を取り付けるだけで済みます。職人の技術差によるばらつきが出にくく、安定した施工品質が保てます。
 

モノコック工法 vs 在来工法+テックワン

モノコック工法は耐震性や施工効率に優れていますが、設計やリフォームの自由度には制約があります。一方、「在来工法+テックワン」は、設計の自由度と構造の強さを両立できるバランスの取れた工法です。強度・施工品質・将来の柔軟性など、住まいに求められる条件を高水準で満たしています。

 

セキホームでは、このハイブリッド構法をすべての住まいに標準採用。強さと快適さ、そして将来の変化にも柔軟に対応できる“ちょうどいい住まい”をご提案しています。

暮らしの目線で比べる!在来工法とモノコック工法

構造上の違いや工法の考え方だけでなく、実際の暮らしにどう影響するかも家づくりの重要な判断材料です。  ここでは、強度・コスト・施工期間・設計自由度の4つの視点から、それぞれの工法を生活者目線で比べてみましょう。
 

強度の比較

モノコック工法は面構造で地震や台風に強い一方、在来工法は接合部に負荷が集中しやすいという課題がありました。しかし「テックワン」で補強された在来工法なら、接合部の弱点を克服し、安心できる強度を実現しています。
 

コストの比較

在来工法は設計の自由度が高く、内容次第で初期費用を調整しやすい点が魅力。加えて、将来のリフォームにも柔軟に対応できるため、長い目で見たコストパフォーマンスに優れています。モノコック工法は断熱性や施工効率によりランニングコストを抑えられますが、間取り変更の制約が出やすい点に注意が必要です。
 

施工期間の比較

モノコック工法は工場加工による短工期が魅力です。一方、「在来工法+テックワン」もプレカット加工と金物接合により、施工の精度と効率を両立。現場での作業のバラつきを抑え、スムーズな施工が可能です。
 

設計の自由度や耐震性の違い

在来工法は間取りの自由度が高く、将来の変更にも柔軟に対応できます。モノコック工法は構造体の制約があるため、設計変更には制約が生じやすいです。自由な住まいづくりを望むなら、やはり在来工法+テックワンが有利です。
 

まとめ

在来工法とモノコック工法は、それぞれに優れた特徴と気をつけたいポイントがあります。設計の自由度や将来のリフォームのしやすさを重視するなら在来工法、耐震性や施工スピードを重視するならモノコック工法が魅力的に映るかもしれません。

 

しかし、セキホームではその両方の“いいとこ取り”をした「在来工法+テックワン」のハイブリッド構法を採用しています。これにより、自由な設計と高い耐震性、そして安定した施工品質をすべて兼ね備えた住まいづくりが可能です。

「自分にぴったりの工法が分からない」「どこに相談したらいいか迷っている」という方は、ぜひセキホームまでお気軽にご相談ください。あなたの理想の住まいづくりを、私たちが全力でサポートいたします。
 

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この記事を書いた人

口中 健士

口中 健士

ガジェット好きの営業担当。長い業界経験に基づくアドバイスを心がけています!
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