壁紙・クロスの選び方 | 素材ごとののメリットとデメリットを紹介
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目次
みなさん、こんにちは。 富山の注文住宅メーカー セキホームの口中です。
部屋の中で最も広い面積を占める壁紙・クロスは、どんなタイプを選ぶかで空間のイメージが大きく変わります。好みの色や模様を優先して選択している方も多いと思いますが、壁紙・クロスにはインテリアや内装との関わりだけではない役割があり、各素材の機能性を知ることで、さらに快適で暮らしやすい空間づくりに役立ちます。
今回は、壁紙・クロスの役割、素材の種類や選び方のポイントを、セキホームの施工事例を交えて紹介します。
壁紙・クロスの役割とは
壁紙・クロスは家のイメージを形作るうえで大切な要素です。一つは壁紙によって洋風・和風などイメージ分けした空間に広がりや重厚感などをもたせる視覚効果。一つは設置する家具や家電を引きたたせる要素になります。
例えば、リビングや寝室には、暖色系のクロスを選ぶと落ち着いた印象になります。一方で寒色系や白色のクロスは部屋を広く見せたい、清潔感を出したいときに効果的です。派手な柄や濃い色の壁紙を一面だけに使って、部屋全体のアクセントにすることもあります。
最近では黒家電がは流行っていて、その家電に合わせるようにコントラストを重視した白系または高級感を醸し出せるグレイやベージュやタイルとの合わせもふえています。他にはより快適に健康的に過ごすことを目的に、機能性や素材を重視して選択することもあります。
壁紙・クロスの種類
壁紙・クロスには数多くの種類があり、質感や機能性もさまざまです。セキホームの家づくりでよく使われている壁紙・クロスの特徴を説明します。
ビニールクロス
ビニールクロスは種類が豊富で、価格も比較的お手頃とあって一般的に最も使用されているクロスです。布や和紙よりは水に強く、汚れがつきにくく、お手入れしやすい点も選ばれやすい理由といえます。一方では、天然素材のような風合いがないこと、アレルギー体質の人には苦手感があるようです。
近年はコンクリート調、タイル調、キャラクターもの、海外デザイナーものなど種類の幅が広がっており、いろいろなインテリアのテイストに合わせやすくなっています。消臭、マイナスイオン、防湿、蓄光など、様々な機能を持たせたクロスがあり、目的に応じて選べます。
タイル
よく使われるタイルの一つ「エコカラット」は、吸放湿機能に優れ室内の湿度を一定に保つ効果が期待できます。
ただし、汚れも一緒に吸い取ってしまうため、一旦汚れが付くと落としづらいというデメリットもあり、汚れる要素が少ない場所、例えばリビングのテレビボードの後ろ面などによく使われています。
もう一つは磁器タイル。他の素材に比べると初期費用がやや掛かりますが、デザインや質感のバリエーションが豊富にあります。
吸水性、耐久性に優れて、表面が硬く汚れが落としやすいことなどから、キッチンや洗面所の壁を中心に使われ、最近はアクセントとしてもさまざまに採用されています。
珪藻土(けいそうど)
珪藻土とは、植物プランクトンである珪藻の殻が、長い年月を経て地底や海底に化石化したものです。自然素材ならではの優しい温かみのある風合いとマットな質感が特徴で、塗り方により異なる表情を見せてくれます。
珪藻土は調湿、消臭などの機能に優れ、室内を快適に保つ効果があります。一方で染みができやすい、粉が落ちやすいといったデメリットがありますので、使う場所を選び、お手入れに注意しておくといいでしょう。
一般的なクロスと比べるとやや費用も掛かりますが、自分で塗ってみたいと自身で施工なさる方もいらっしゃいます。
布
木綿や麻などの布クロスは昔から日本の家屋でよく使用されていました。温かみがあり、空間を落ち着いた雰囲気にしてくれます。ただし、現代では選ぶ方が少なくなりました。自然素材なのでビニールが体質的に合わない方にもおすすめです。
失敗しない壁紙・クロスの選び方
数ある壁紙・クロスの中から、種類を絞り込むポイントを3つ挙げてみました。
ネットや雑誌などで好きな雰囲気を探す
雑誌やInstagram、Pinterest等の写真をたくさん見て、その中からお気に入りや参考にしたい壁紙・クロスをまとめておくのもいいでしょう。それを家づくりの際に担当者に見せることでイメージも伝わりやすくなり、担当者も近しい雰囲気を提案したり、アイデアや工夫を出したりしてくれます。
希望するクロスが家全体のテイストとは合わない場合にも、担当者はお客様の思いに沿いながら次の提案ができます。
完成見学会、展示場で実際に見て選ぶ
完成見学会や住宅展示場で実際の壁紙・クロス使いを見て、決められる方も多いです。実際の空間で写真や思っていたイメージとは、違うと感じることもあるでしょう。
実際に見て気に入ったものであれば、決断もしやすいです。また、住宅展示場では随所にさまざまな壁紙・クロスを取り入れており、異なるテイストも体感することができます。
サイズの大きいサンプルを活用する
サンプルもより大きいサイズで確認することもおすすめしています。セキホームでは通常A4サイズほどのサンプルを見て確かめていただいていますが、メーカーによってはより大きいサイズのサンプルを用意できる場合もありますので、ご希望があればお気軽にお申し付けください。
巾木の必要性はあるの?
巾木・幅木(はばき)とは、壁と床の境目に取り付ける部材のこと。家を建てる際の打ち合わせで、初めて聞いたという人も多いと思います。壁と床にできる隙間を隠して、見た目をきれいにする役割と、掃除機などを壁にぶつけて壁紙・クロスを傷めないようにする役割があります。何かと傷めやすい箇所でもあり、壁の下地に影響がおよぶのを防ぎます。
巾木はインテリアの印象づける重要な部材でもあり、色や柄、形状も意外と多くあります。薄めの巾木ですっきりと見せるデザインも人気ですが、掃除機をぶつけたりすると凹んだり、角の部分なら剥がれたりする恐れもあり、注意が必要です。
壁紙・クロスを上手く使った施工事例
ジュートピア富山展示場にあるセキホームのモデルハウスから、さまざま壁紙・クロス使いの一部を紹介します。
異なる素材を組み合わせる
タイルと木調、無地を組み合わせて。落ち着いたなかにもプライベートスペースらしい遊び心を取り入れています。
色違いクロス
ユティリティーとファミリークローゼット。つながる二つのスペースを色違いのクロスでおしゃれにまとめています。
タイルの縦横づかい
タイルは横に並べることで幅広い印象を与えます。
タイルの縦づかいは狭い空間をすっきりと、天井を高く見せてくれます。
異素材の組み合わせ
グレージュのクロスを張った収納扉と、床の間には大谷石を貼りました。色味をそろえ、シンプルながらも石の質感によって上質な空間づくりを提案しています。
まとめ
壁紙・クロスは本来、壁の下地を守る役割がありますが、部屋の面積の大部分を占めるだけに、模様や色によって空間のイメージが大きく変わってきます。素材、機能性も豊富にありますから、まずは内装やインテリアをどのようなテイストにしたいかを、雑誌やSNSなども参考にしながら考えてみるといいでしょう。
ビニールクロスは種類が豊富なぶん、定番以外は在庫がなくなり次第、廃番になることも。随所に異なるクロス使いをしたいときには、補修などの際の手間や費用についても注意が必要です。セレクトするときは、一度整理してみるといいかもしれません。また、家具との相性も大切です。壁紙・クロスは配置する家具によっても見え方が変わってきます。
セキホームではインテリアに関するご質問はもちろんのこと、注文住宅の見積もりも無料でおこないます。 責任を持ってお客様一人ひとりの家づくりをサポートします。 一緒に理想の家を作り上げましょう。
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