家族で使える収納スペース！ファミリークローゼットのメリットとは？
目次
みなさん、こんにちは。富山注文住宅メーカー セキホームの片桐です。
近年、家族の衣類を1か所にまとめて収納するファミリークローゼットを取り入れる家庭が増えています。
今回は、ファミリークローゼットを作るメリットと導入したお家の施工事例をご紹介します。新築やリフォームでファミリークローゼットを導入しようと思っている方はぜひ参考にしてみてください。
ファミリークローゼットとは？
ファミリークローゼットとは、その名の通り家族全員で使用するクローゼットのこと。通常はそれぞれの部屋にあるクローゼットやタンスに衣服を入れますが、ファミリークローゼットは家族全員分の衣服を収納することになります。
ファミリークローゼットを導入すると家事の時短にも繋がることから、セキホームの家づくりでも大人気の間取りとなってきました。
ファミリークローゼットのメリット
ファミリークローゼットのメリットを３つご紹介します。
家事の手間が減る
ファミリークローゼットのプラン次第で家事の手間が減ります。
例えば洗濯機、ユーティリティ（洗濯物干しスペース）、ファミリークローゼットの3つを隣り合わせに配置すると「洗濯→干し場→片付け」といった動きがスムーズに。さらに、ハンガーで干し終わった状態のままファミリークローゼットに片付けると畳む作業も省かれます。
1か所に衣類を管理することで衣類を家族の数だけ各部屋に運ぶ必要性も少なくなり、洗濯後の手間が減るでしょう。
使いやすい場所に設置できる
ファミリークローゼットは家族の生活動線を考えた便利な場所に設置できます。
例えばファミリークローゼット、シューズクローゼットの2つを隣り合わせに配置すると「着替える→靴を履く→外出」といった動きがスムーズに。帰宅後は「帰宅→靴を脱ぐ→部屋着になる」といった動きがスムーズになります。
このようにシューズクロークにファミリークローゼットを隣接することで外出時の身支度、帰宅時の片付けが一つの動線上で完了します。
ランドリールームと洗面所脱衣室にファミリークローゼットを隣接すると感染対策を重要視する新しいライフスタイルにもマッチ。
帰宅から手洗い、または入浴、着替えを一か所でまとめておこなえます。パジャマやタオルを収納しておくと、お風呂に入った後に脱衣所で着替える際にも便利です。
どのような使い方をするか、どんなものを収納するかによって、ファミリークローゼットの配置場所を考えましょう。
物置と兼用ができる
ファミリークローゼットの広さは2～3帖に設定されるお家が多く、物置のようにも利用できます。ファミリークローゼットには季節ごとに使う扇風機やサーキュレーター、加湿器なども収納できますし、散らかりがちな子供のおもちゃも箱に入れてザックリと片付けられます。
たっぷりと収納できるファミリークローゼットを活用することで、各々の部屋に収納するものはぐっと少なくなり、生活空間が広くなるでしょう。
ファミリークローゼットの事例
ファミリークローゼットの事例を4件ご紹介します。
書斎に隣接するファミリークローゼット（S様邸）
こちらのお宅はファミリークローゼットの奥に書斎を隣接しました。
家族が多いこちらのお宅、静かな空間を作るためにも、ファミリークローゼットに紫外線を入れないためにも、ファミリークローゼットの奥に書斎を配置。
ファミリークローゼットは書斎につながる通路にもなります。ファミリークローゼットを挟むことで静かな時間が過ごせる部屋が完成しました。
家事を楽ちんにするファミリークローゼット（O邸）
こちらのお宅は水回りの家事動線の中にファミリークローゼットを組み込みました。
ファミリークローゼット、キッチン、洗濯室、干し場、お風呂を近くに配置し、行き止まりなしで回遊できる設計に。
毎日の生活の中で家事作業は水を使う調理、洗濯、お風呂掃除など別の種類の作業でも、同時進行でおこなう必要があります。回遊性のある間取りの家事動線は、移動歩数を減らし、家事のストレスを軽減してくれます。
布団もしまえる収納抜群なファミリークローゼット（I邸）
こちらのお宅は布団や収納チェストもしまえるファミリークローゼットにしました。
ファミリークローゼットの配置はユーティリティ、洗面脱衣室、お風呂場までの生活動線の直線上に。家事動線も短くなり、収納スペースだけでなく家事ストレスが軽減された住まいになりました。
勝手口付きのファミリークローゼット（T邸）
こちらのお宅はファミリークローゼットに勝手口を付けました。
家族が泥や雪で汚れて帰ってきても勝手口で服を脱ぎ着でき、リビングを通さずに家に入れます。汚れた上着が家の中に放置されない住まいになりました。
まとめ
家族の人数が多い場合やお子さんが小さいうちは、衣類を片付けるのは大変な作業です。ファミリークローゼットは家事動線を意識して設置することで家事動線を短縮できるため、家事の負担も軽減できます。
一方で子どもが成長すると「自分の部屋で着替えをしたい」というケースも想定できるため、各々の部屋にもクローゼットがあった方が安心ですね。
住宅を計画する場合は長期的な視点で快適な生活を考える必要があるため、そういった点も踏まえてファミリークローゼットを検討してみてはいかがでしょうか。
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