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住宅あるある

住宅デザインにおけるカラーコーディネートの考え方 | 施工実例のコーディネート例

この記事では住宅デザインにおけるカラーコーディネートの考え方について詳しく説明しています。家づくりでは、思い描くイメージに合わせてどのように色を選べばよいのか、悩まれている方も多いと思います。色選びのポイントをセキホームの事例をもとにご紹介します。

みなさん、こんにちは。 富山の注文住宅メーカー セキホームの片桐です。

 

マイホームづくりにおいて、カラーコーディネートは重要なポイントの一つです。選ぶ色や組み合わせによって部屋を広く見せたり、開放感を高めたり、奥行き感を出したり。色が空間に与える影響は大きく、同じ間取り、同じインテリアデザインでも、配色によって明るくなったり、シックになったり、シンプルであったり、温かみが感じられたり。印象はがらりと変わってきます。

 

色選びのスタート地点はそれぞれですが、多くの場合、理想とするイメージやテイストを固めて、それに合わせて色彩の方向性を決めていくことから始まります。

 

今回はセキホームの施工事例をもとに、住まいのデザインや住まわれ方に合わせたカラーコーディネートについて、ご紹介します。

 

住宅デザインにおけるカラーコーディネートの重要性

色が空間に与える影響は大きく、同じ部屋でもインテリアの色が違うだけで印象がガラッと変わります。

落ち着いた空間を目指してグレイッシュなカラーを取り入れたり、開放感を高めるために白系で明るくまとめたり。住まわれ方に応じて、色を選ぶことが多いといえます。

重厚感を演出したい時には、天井に板張りや板張り調のクロスを貼ったり、テレビを掛ける壁面に石目調のタイルやエコカラットなど、重みを感じさせる異素材の壁紙・クロスを組み合わせたり。やや重めの色合いは高級感を演出したいときにも効果的です。

反対に、明るく軽やかなに仕上げたいときは、床材やドアに洗練された透明感のあるアッシュ系のカラーを取り入れたりします。同じ間取りでも印象がガラリと変わります。

 

住宅デザインにおけるカラーコーディネートのポイント

カラーコーディネートを考える際のポイントをご紹介します。

 

ルームごとの色使いの考え方

【寝室】

ホテルのような落ち着いた空間にしたいときには、ヘッドボード側の壁をダーク系にしたり、床材も他の部屋と比べて一段濃い色にしたりすると、効果的です。天井もネイビーや濃いブラウンなど重めの色をもってくると、視覚的に低く感じられます。

 

 

【子ども部屋】

基本的にはお子さんの好みで色を整えていきますが、まだ小さいお子さんの場合は、明るくされる方が多いです。クローゼットの奥などに、ポップな柄のアクセントクロスも取り入れると、遊び心があって楽しい感じになります。

これから生まれてくるお子さんの部屋であれば、性別を問わないニュアンスカラーをベースにするのがおすすめ。

ニュアンスカラーとはその名の通り、複数の色を混ぜたような曖昧な色のこと。彩度が低く、グレーがかった色味は空間をシックで洗練された印象に仕上げてくれます。インテリアに使いやすい色がそろっているので、後々お子さんの好みでカーテンや家具、小物を合わせるときに合わせやすいのもポイントです。

 

 

【トイレ】

最近はダーク系のグレイッシュな雰囲気が人気です。モルタル素材の壁やフロア、真鍮のペンダントライトなどを組み合わせて、落ち着く空間に仕上げることが増えています。

小さな空間なので好みやこだわりを取り入れやすいのも特徴です。洗面を造作したり、好きなキャラクター一色の空間にしたり。来客を意識して1階のトイレにはやや高価な素材を選び、上質感のある空間づくりをする方も多いです。

 

色使いの考え方

色の選択は気に入った色が基本にありますが、判断材料の一つとして、パーソナルカラー診断などで使われるイエローベース(イエベ)、ブルーベース(ブルベ)の考え方があります。

イエベなら茶色、黄色、ベージュ系、ブルベならブラック、ネイビー、グレー系という具合に、それぞれのカラーパターンから選ぶことでちぐはぐな色使いにならず、センス良く見せることができます。

住む人のパーソナルカラーと合わせれば、肌なじみの良い色使いで落ち着きを感じる空間がつくりやすくなります。

 

事例をもとにしたカラーコーディネート紹介

セキホームの施工事例からさまざまなカラーコーディネートをご紹介します。

 

白色と木目でシンプル&ナチュラルに

家全体を白色と木目基調に統一し、シンプルでナチュラルな印象に仕上げました。

リビングに置いたソファーのモスグリーンが映えて、空間に温かみをもたらしています。スキップフロアにある黒色のアイアンの手すりもすっきりとなじんでいます。

インテリアに合わせやすいベースカラーなので、住みながら組み合わせる色を変えることで、異なるイメージやテイストを楽しむこともできます。

 

和の要素とも合う木目とグレー

木目とグレーをベースに和の趣を感じる落ち着いた空間をつくりました。リビングに隣接する和室の畳には障子を開けたときにも統一感が取れるように、栗色チャコール系の色を取り入れています。

 

 

トイレは全体を黒系の色でまとめました。珪藻土の塗り壁が重厚感を演出し、ホテルライクなシックな空間になっています。

 

ホワイトと木目で明るく開放的に

ホワイトと木目を基調としたシンプルなLDKは明るく開放感があります。家具や照明、小物を引き立てたいときにもおすすめの組み合わせで、グリーンもよく映えます。

 

 

寝室は、ベッドのヘッドボード側の壁にダーク系のクロスを貼り、間接照明を施すことで落ち着いた雰囲気に仕上げました。

 

ダークトーンでまとめたアーバンなLDK

壁はグレー、アイランドキッチンはブラックをセレクトし、全体をダークトーンでまとめたアーバンな雰囲気が漂うLDKです。

キッチンの照明にはフタガミのペンダントライト「黒ムラ」を選びました。使い込むほど味わいと色味が深まる素材で、経年変化が楽しめます。

 

アクセントに好きなカラーを

木目と白色を基調とし、施主様がお好きなネイビーをアクセントカラーに取り入れたブルックリンスタイルの住まいです。LDKのドアやアイランドキッチンにネイビーカラーを効果的に取り入れることで、天井の見せ梁とともにおしゃれな雰囲気を醸し出しています。

 

まとめ

今回は住まいにおけるカラーコーディネートについて、事例をもとにご紹介しました。

色の選択は基本、気に入った色を取り入れることになりますが、ただ好きな色を取り入れるだけでは、全体のまとまり感を欠いてしまうことがあります。

まずは家全体、部屋ごとにどのような空間にしたいのかテイストやイメージを設定して、専門のコーディネーターのアドバイスも参考にしながら、色彩の方向性を決めていくとよいでしょう。

セキホームでは、数多くの施工に携わる経験豊かなコーディネーターが、色選びの基本ルールや効果的なテクニックを活用しながら、お客様一人ひとりの住まいの色を整えて、理想のマイホームづくりへとつなげていきます。ぜひお気軽にご相談ください。

 

 

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この記事を書いた人

片桐 久美子

セキホームの癒やしの存在。二児のママとして子育てにも奮闘中です。
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